11月5日、ヤフーとソニー不動産は新しい不動産売買プラットフォーム『おうちダイレクト』の開始をリリースしました。
売主が自分で希望価格によりオンラインで物件を売り出します。希望者が内見する際にソニー不動産が登場して売主買主と一般媒介契約。仲介手数料は買主側からだけ。売主は仲介手数料ゼロです。
その買主側の仲介手数料は「成約価格×3%+6万円」。ITを駆使して両手ではなく片手仲介だけでも十分利益を出せる仕組みを構築しているのでしょう。
新しい不動産売買プラットフォーム『おうちダイレクト』開始のお知らせ
マンション所有者は、Yahoo! JAPAN IDでログイン後、オーナー登録を行うだけで自分の住戸の推定成約価格(以下「システム推定価格」)を知ることができます。
システム推定価格は、ソニー株式会社(以下「ソニー」)R&Dのディープラーニング(深層学習)技術*2を核とし、ソニー不動産が持つ不動産査定のノウハウや不動産取引に特有の知識を導入して、その2社が新たに共同開発した機械学習ソリューション「不動産価格推定エンジン」が算出します。このエンジンが、さまざまな不動産関連情報を元に、独自のアルゴリズムに基づいて膨大な量のデータを解析し、不動産売買における成約価格を統計的に推定します。「不動産価格推定エンジン」の推定精度は、MER(Median Error Rate:誤差率の中央値)*3で6.08%*4(1都3県)、5.39%*4(東京都23区)となっており、業界最高水準の精度*5です。
東京都心6区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、品川区、江東区)のマンションを対象としてサービスを開始し、その後サービスエリアを随時拡大していく予定です。なお、物件掲載は無料です。
実質、売主を囲い込んでしまっていてまるで専任媒介のようです。これは一気に広まる可能性を感じます。ソニーは不動産で生き残りをかけた勝負でしょうか。いずれにせよすばらしいと思います。
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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員
@smoritoshi