週刊税のしるべ 令和元年7月22日
「楽器寄附ふるさと納税」というものがあるのですね。不勉強にも知りませんでした。
楽器寄附ふるさと納税|楽器を寄附する新しいスタイルのふるさと納税
総務省ふるさとづくり大賞地方自治体表彰2020年受賞。楽器寄附ふるさと納税は、楽器不足で困っている学校や団体に寄附し税金控除を受けるふるさと納税です。おうちで眠っている楽器で学生たちの部活動や音楽活動を応援しませんか。
いなべ市、東神楽町、富谷市に続いて北本市もこの楽器寄附ふるさと納税を開始したのこと。
使われなくなった不用楽器を学校や音楽団体へ自治体を通じて寄附し、その寄附した楽器の査定価格が税額控除されるというもので、これをふるさと納税を活用して行う新しい納税スタイルと。
面白いですね。
1.寄附希望リストから対象となる所有楽器を選択
2.寄附楽器の査定申込み
3.一次査定
・査定OKの場合→楽器発送用の梱包キットが郵送されてくる
・査定NGの場合→状態が良くない場合、対象楽器ではない場合はNG
4.梱包して送られてきた楽器を最終査定
・寄附OKの場合→寄附実行承認フォームでご案内
・寄附NGの場合→最終査定に納得できない場合は、楽器が返品される
5.寄附実行・完了
・税額控除のご案内
・感謝状の送付
埼玉県北本市、楽器寄付でふるさと納税 - 日本経済新聞
埼玉県北本市は1日、使われなくなった楽器を同市に寄付することで、査定価格分が同市へのふるさと納税となる「楽器寄付ふるさと納税」を始めた。寄付された楽器は市内の中学校の吹奏楽部で活用する。学校の楽器不足を解消し、生徒が演奏できる楽器を増やす。...
日経でも記事になっていました。
同市は人口減などで学校に対する予算が減少し、楽器購入に充てる予算も2019度は前年度と比べ半減した。学校が保有する楽器が増えれば、生徒自身が購入する楽器の費用負担も軽減できるとみる。
なるほど。ふるさと納税を活用した、良い取り組みだと思います。
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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
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嵐山町固定資産評価審査委員会 委員
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