ただ、今の銀行団の結束も、首の皮一枚の危うさがある。 支援の旗振り役であるみずほ銀は、今回のドタバタ劇の裏で、重要な決断を下していた。 「東芝の債務者区分を『要注意先』に下げる」。1月下旬のみずほ銀の臨時取締役会。審査担当の説明に対し、みずほフィナンシャルグループ社長の佐藤康博(64)は、一切異論を挟まなかった。 債務者区分は「正常先」から「破綻懸念先」まで大きく5段階ある。要注意先は正常先の1段階下だが、もう一段下がると不良債権となり、原則として新規融資はできなくなる。「本当に支える気があるのか」。区分の引き下げを聞き耳を疑ったのは、主要取引行の支援を信じて協調融資を続けていた地銀だ。 東芝はメモリー事業に2兆円以上の価値があると見積もるが「相応の損失リスクを抱えながらの融資継続には覚悟がいる」(地銀幹部)。銀行団は不安を拭いきれないまま、再建の行方を注視している。
悲壮感すら漂ってきましたね地銀さん…
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