カレーチェーン「CoCo壱番屋」の創業者・宗次(むねつぐ)徳二氏(70)が取締役を務める同氏の資産管理会社「ベストライフ」(名古屋市)が昨年、名古屋国税局の税務調査を受け、約20億円の申告の誤りを指摘されたことが分かった。2016年に所有するバイオリンの名器「ストラディバリウス」「グァルネリ」など、本来は減価償却できない楽器を経費として処理したと指摘された。
減価償却できないのは当然として、そんなことは、顧問税理士もわかっていたはずで。双方の間でどのようなやりとりがあったのかが気になります。「聞いた話だと楽器を減価償却しているぞ」「いや、ストラディバリウスじゃないでしょその楽器は…」とか。
で、それは論外として。
有料記事のところでは、みなし贈与について触れていて、そちらの方が個人的には興味があります。
資産管理会社にストラディバリウス購入資金を貸し付けていて、それを2015年、2017年と訳10億円債権放棄をしたと。結果、資産管理会社の株価上昇により株主に対する約7億円のみなし贈与の申告漏れ、過少申告加算税等で4億円の追徴税額。
相続税法基本通達9-2が発動されたわけですが。これはやってしまったなぁと。顧問税理士さんと社長の間で本通達の共有がされていたなら実行していたでしょうか。見逃している税理士さんは多いですからね。注意が必要です。
https://digital.asahi.com/articles/ASM636251M63OIPE01V.html?rm=512
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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員
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