年調ソフトを公開 マイナポータルも連携開始

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税のしるべ 令和2年10月5日

年末調整控除申告書作成ソフトウェア(年調ソフト)が10月1日に公開されてから、ちょこちょこ触り始めて研究をしているところですが。

年末調整手続の電子化に向けた取組について|国税庁

年調ソフトは令和2年分の年末調整から手続の電子化が可能となることに伴い、国税庁が無償で提供するものです。上記リンクからダウンロードして利用ができます。

同ソフトを利用することで簡便に年末調整申告書を作成できるようになり、例えば、保険料控除証明書を作成する際に、保険会社から控除証明書をデータで取得しそのデータを年調ソフトに取り込むことで自動転記され控除額が自動計算される、ということになっています。

が、実際に触ってみた感じ、慣れるまでにかなり労力が必要となりそうです。各従業員がこれを自分でできるかどうか。

それに合わせて、マイナポータル連携も10月1日から開始。マイナポータルで取得できるのは、令和2年分の年末調整では、保険料控除証明書、年末残高証明書、住宅ローン控除証明書。

これに付随して、マイナポータル連携を利用するには、マイナポータルの開設と民間送達サービスの開設も必要。民間送達サービスには日本郵政㈱による「My Post」と野村総研による「e-私書箱」がある。マイナポータル連携が可能な民間送達サービスはe-私書箱となっている。

自分でも連携しましたが、正直税理士でさえ混乱しています。

簡単に図解すれば。

【銀行、保険会社】→【e-私書箱】→【マイナポータル】→【年調ソフト】と連携するイメージか。

現状、マイナポータルと連携している生命保険会社は以下の8社のみ。

  1. 朝日生命
  2. アフラック
  3. 住友生命
  4. 第一生命
  5. 大同生命
  6. 太陽生命
  7. 日本生命
  8. 明治安田

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