だが、東京地裁は昨年11月の判決で、80代という契約時の年齢を踏まえ、今後20年以上にわたって年金を受け取れる保険に「興味があったとは言いがたい」と指摘。継続的に年金を受けたい希望をかなえるとしても、「リスクのある外貨建て保険にする必要性は全くない。勧誘がなければ加入していなかったといえる」とした。
その上で、顧客の目的に合うよう商品を提案することを求めた金融商品取引法上の「適合性の原則」から著しく逸脱したとして、勧誘方法の違法性を認定。損失分など約656万円の支払いを保険会社に命じた。ただ、契約時に発症していたとみられる認知症による影響はないとされた。
87歳母がなぜ保険料6千万円 「違法」な勧誘の実態:朝日新聞デジタル
物忘れが進んだ母の持ち物を整理していたとき、高額な外貨建て保険の契約書類が見つかった。為替変動によっては損失が出る保険を、80歳を超える母が本当に契約したのか。家族で起こした裁判から浮かんだのは、「…
これ、判決の影響があるんでしょうかね。隠れている同じような事案は山ほどあると思うのですが。
それと、保険会社もさることながら、その仲介をしていると思われる金融機関はスルーでいいのでしょうか。卑近な例では、金融機関の担当者から保険会社を経由して契約されている話はチラホラ聞きますので。どちらが悪いとは言いませんが。金融機関にせよ保険会社にせよ売るのが仕事ですからね。ただ、高齢者の資金を引っ張り出すという意味では下記のリンクと何が違うのでしょう。
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