みずほ銀行でe-口座にしたら記帳できなくなった話(Ipress Watch)

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「最大10年分のお取引を手元でいつでもかんたん管理」というのが宣伝文句だが、申し込んですぐ過去10年分の取り引きが見られるようになるわけではない。注として「みずほダイレクト通帳をお申込みされた月の前々月よりお取引明細を最大10年間分ご確認いただけます。」とあるように、オンラインで10年ぶんを見られるようになるのは、9年10カ月後だ。

みずほ銀行でe-口座にしたら記帳できなくなった話【いつモノコト】
みずほ銀行は、2021年1月18日から、紙の通帳を発行しない「みずほe-口座」をスタートした。通帳を発行しない口座で、みずほダイレクト通帳を申し込めば、入出金明細が見られるようになる。

これは私も気づけない。普通に読んだら申込みしたその日から過去10年分が見られると思ってしまうのでは。

まだ、このときはみずほe-口座・みずほダイレクト通帳に切り替えると、紙の通帳が使えなくなることを分かっておらず、窓口に行けばなんとかなると思っていたのだからおめでたい。

そのまま、支店の窓口へ向かう。そこで、押し問答になる。「記帳したい」「できません」「e-口座では未記帳の部分は見られない」「その通り」「では、記帳できるように戻してくれ」「一度申し込んだらできません」といった具合だ。Webの説明では、e-口座でも紙の通帳の発行ができるように読めるのだが、筆者の場合はできないようだ。

(中略)

必要もあったので、過去の1年ぶんの取引明細を有償で取り寄せることにした。その場で発行されるわけではなく、10日ほどして郵送で届く。1カ月あたり330円で、12カ月ぶんで3,960円が口座から引き落とされる。これまでであれば、記帳すればすぐに済んだことが、手数料がかかり、しかも10日後である。

窓口の対応もやるせない。彼らに何か言っても仕方ないのである。

今回、例のATM障害時に当事務所顧問先従業員が被害にあったらしく、メインバンクとしての利用をやめる方向で検討している旨を先月のご訪問時に相談されました。従業員が給与を引き出せない可能性があるなんて不安な銀行は積極的に利用できないでしょう…銀行の信用って。

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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員

@smoritoshi

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