あなたの所にも税務調査はやって来るかも!? 実録:ある個人事業主の「初めての税務調査」体験記(奥川浩彦@ アイピーアール)

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あなたの所にも税務調査はやって来るかも!? 実録:ある個人事業主の「初めての税務調査」体験記

海外企業からの売上があると個人事業主でも消費税の関係で実地調査される可能性が高まるということで。

ミスの原因は筆者の確認漏れだが、発生要因の1つは会計ソフトのアグリゲーション機能だ。筆者が使用している会計ソフトは「やよいの青色申告」。この製品はパッケージタイプだがアグリゲーション機能に対応していて、インターネットバンキングやクレジットカード会社のウェブサービスから履歴を取り込むことができる。高速道路を利用した際のETCの履歴を取り込み、立替払い分を削除し忘れたため二重計上が発生した。

クラウド系ソフトあるある。取り込み時の二重計上は要注意。

当初は1名の予定だったが、直前に2名で訪問と連絡を受け「おいおい、そんなに怪しいのか」とビビった。

税理士が税務調査対応する場合は事前通知のときにここはしっかり確認するので、これはないですね。

すぐに届いたのが所得税と消費税の振込用紙。7月の下旬に送られてきて、所得税が1万7000円ほど、消費税が1万3000円ほど。前半で説明した加算税はなし。疑問に思い二宮君に電話して聞くと「加算税は5000円未満は切り捨て」とのことで追徴課税自体が5万円を超えなかったので加算税の請求はなかった。

1日かけて2人で対応して増差が約3万円ってのは税務署的には(以下略)。海外取引があるので期待したものの当てが外れたようなものでしょうか。

実際の税務調査の話としてはよくまとまっていると思います。所得税だけじゃなくて後日住民税や国民健康保険も増額されるとか。参考になりますね。

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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員

@smoritoshi

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