お酒をやめます。
といっても、完全に禁酒というか断酒をするわけではなく、これまでに比べて極端に酒量を減らします。
外での飲酒は月1回、日付を超えて帰宅しないなど。
というのも。
この2年、自分がバカになっていると感じるからです。
平成27年4月より、県連の役員として青年部長を拝命しておりました。任期はあと3ヶ月ほど残してありますが、役としてはほぼ終えたと言っていいでしょう。乞われているうちが花、仕事でも酒でも断らないことをポリシーにしておりますから、会務でも何でも引き受けてまいりました。とはいえ、県連の仕事について、現状では時間的拘束が大きすぎました。結果、インプットに充てられる時間が圧倒的に不足するとともにアウトプットの質も当然低下しているように感じます。税務はもちろん、世界情勢、歴史、思想、哲学、社会科学等々自分の満足のいくレベルでキャッチアップできていません。
2年間県連の仕事をしてみてわかったのは、これは私以外に適任者がいる、ということです。税理士会の会務を引っ張っていく仕事は、私よりも上手な人がたくさんいます。私は他に自分にとって適任の仕事があると感じます。
振り返ってみれば、2年間、読書、映画、トレーニングに満足な時間がとれていません。これは私の人生ではありません。自分の納得のいく読書量、映画鑑賞、トレーニングの結果、教養人として良質な税務のコンサルタント足りえるわけで。
会務とそれに付随する酒席により、物理的に時間が削られ、顧問先や私に関わる人たちに良い影響を波及させることができなくなっています。
もちろん、この2年、県の会務に携わることで数多くの知己を得たことは今後の人生においてかけがえのない財産となることは間違いありませんし、大切にしていきたいと思っております。
ただ、私にしかできないこと、私のやりたいことは別にあると感じます。
今年はプライベートでも時間が取られることになりますし、これまで以上に家族のために時間を割くことになるでしょう。
というわけで、お酒の量を極端に減らして、仕事も厳選して、そのかわりにインプットとアウトプットの時間を圧倒的に増やします。付き合いが悪くなることはやむをえないでしょう。何かを得るためには何かを捨てる必要があります。
私は自分がバカであることに耐えられない。
以上、よろしくお願いします。
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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員
@smoritoshi