『税理士のために国外転出時課税と国際相続について考えてみました』

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菅野真美先生による著書。

amazonで発売後即購入していたものの積読になっており反省。これはオススメ本。国外転出時課税の解説もさることながら、

<Ⅰ 国際相続と国際転出時課税を考える前に基礎知識を整理してみました>

<Ⅱ 国外転出時の気になる所得税や住民税のことを整理してみました>

が が非常にわかりやすい。というか読みやすい。条文を追っていくような構成ではないのだけれどそれが故にとっつきやすい。

あえてそこから始めてから国外転出時課税制度について触れているので拒絶反応も起きない。

実は国外転出時課税制度の対象者予備軍は多く控えていて、私のお客様でも将来的に相続が発生すると対象となる方がいらっしゃいます。今回の確定申告時にイロイロとご説明はさせていただきましたが、ネックは準確なんですよね。これは事前に準備しておかないとまず間に合わない。ということでこれをきっかけに相続対策についてもしっかりと考えだしていただけているようでこちらも引き締まります。

実務書として固くないので読み物としてぜひどうぞ。お風呂で読めちゃう。

もちろん税理士向けの本ですのであしからず。一般の方にとってはハードル高し。

<Ⅰ 国際相続と国際転出時課税を考える前に基礎知識を整理してみました>について、「国転出時課税」は意図的にそうしているのでしょうか…

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嵐山町固定資産評価審査委員会 委員

@smoritoshi

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