ビジネスモデルに問題ある地銀を検査 監督手法見直しも 金融庁が「金融行政方針」を公表

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ビジネスモデルに問題ある地銀を検査 監督手法見直しも 金融庁が「金融行政方針」を公表

地域経済の縮小に加え、長引く低金利で貸し出し利ざやが縮む中、地銀の経営環境は厳しさを増している。金融庁によると、29年3月期決算では、過半数が本業の貸し出しや手数料ビジネスで経費を賄えず赤字となった。

 このため金融庁は、行政方針で「ビジネスモデルの持続可能性に深刻な問題を抱えている地域金融機関に検査を実施する」と明記。「経営課題を特定した上で、深度ある対話を行い、早急な対応を促す」姿勢を打ち出した。

中略

また行政方針には、商工中金で不正融資が発覚したことを受け、政府系金融機関の在り方について議論することも盛り込んだ。

金融庁が積極的に地銀淘汰に関与していきそうな勢いですが。果たしてこのままの方針で今後も金融庁は地銀に対して強気な対応を続けていくのか。いかなければ地域金融が沈没しかねない状況ではあるのでしょうけれど。難しい判断を迫られそうです。ソフトランディングが可能なのか。ハードランディングさせるのか。

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