週刊税のしるべ 平成29年6月5日 より
平成28年分の所得税の確定申告状況等によると、所得金額1億円超は2万人とのこと。所得金額1億円超の人数を公表するのは初めてらしく。
所得金額1億円超の申告人数の推移は以下のとおり。
平成 | 人数 |
20年 | 15,139 |
21年 | 11,107 |
22年 | 11,843 |
23年 | 12,750 |
24年 | 13,609 |
25年 | 18,370 |
26年 | 17,348 |
27年 | 19,234 |
28年 | 20,383 |
で、個人的に注目していた国定転出時課税ですが。
27年7月1日以後に国外転出をする一定の居住者が1億円以上の対象資産を有している場合に提出が必要となった「準確定申告」「確定申告」の提出件数は99件で、対象資産の含み益は1013億円とのこと。
感覚的に圧倒的に少ないと思います。もっと提出義務のある納税者が存在するはず。申告漏れが多数発生していると思われます。これは嫌な予感がしますよ。
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