いま静岡銀で、入行5年以内の20代若手行員の退職続出という異変が起きているのだという。
2016年度入行組の1人は筆者の取材に対し、「3年以内に男女問わず2割以上が退職している」と明かす。同期入行は大卒165人(男性85人、女性80人)だから、30人以上が退職している計算になる。
そんな彼らに声を掛けてきたのが、キャッシュレス決済などで金融参入を目指すLINEやメルカリ、ヤフーなど大手IT企業だった。
「金融参入を考えたとき、社会人の基本ができていて金融知識のある元銀行員はウェルカムだ」(メルカリ幹部)
「金融分野は業務を進めるうえで独特の用語が必要だ。ITしか知らないとつらい。その点で元銀行員はいい」(LINE幹部)
私も、静岡銀行ではないですが、担当を外れて別支店に異動になっても懇意にしていた優秀な地銀担当者が転職してしまった経験はあります。フィンテック企業ではなく、金融とは全く関係のない、別業種への転職でしたが。
ただ、フィンテック企業等の採用側からすると上記引用からもわかるように、欲しい人材でしょうね。若ければ給与が安くても来るでしょうし。
辞める方としても、それでも地銀よりは良い給料をもらえるでしょうし、今どきのキラキラしたオフィスで私服勤務できるのであれば、堅苦しく、ノルマに追われる地銀なんか…って感じなのでしょう。
時代の趨勢を感じます。地方の地盤沈下は進行中で止まる気配はありませんね…
転職先はLINE、メルカリ、ヤフー…「地銀の雄」からも20代の離職者続出 。現場の仕事に絶望
生き残りに必死な地銀業界から、若手行員の流出が止まらない。行き先は、メルカリやLINEなど、金融に参入しようとするIT企業だ。
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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
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嵐山町固定資産評価審査委員会 委員
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