消費税納付額の大幅増に注意 税率引き上げ直後の確定申告時

Pocket

週刊税のしるべ 令和元年8月5日

中間申告では8%で計算される一方、直後の確定申告時には10%で計算されるため、2%分の差額を確定申告時に納付する必要があり、確定申告時の消費税納税額が急増する可能性がある。

確かに、前回5%から8%に上がった時も同様のインパクトがありましたね。

例えば。

令和元年9月期(年税額1,600万円)

中間申告1回目400万円、2回目400万円、3回目400万円、確定申告400万円

一方で。

令和2年9月期(年税額2,000万円)

中間申告1回目404万円、2回目404万円、3回目404万円、確定申告788万円

となり、中間申告時の納税額にはそれほど差額は生じないものの、確定申告時には大幅増となる。

売上等が同じでも消費税の納税額はかなり増加するとともに、その納税資金の調達にも注意が必要ですね。

【関連記事】

相続・贈与・譲渡・遺言・事業承継・法人についてのご相談は
埼玉県東松山市の関根盛敏税理士事務所まで
関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員

@smoritoshi

Pocket

タイトルとURLをコピーしました