日税連太田会長 年頭所感

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税のしるべ 令和7年1月6日

日税連太田会長による年頭所感では4つの諸施策が掲げられています。

若年税理士の創出

税理士試験について時代に即した抜本的な見直し

税制改正

税制建議による国民、納税者のための税制の実現

新時代における税理士の業務

相続税申告のみならずライフイベントにおける各種支援を通じて付加価値の高い税理士業務の実現とデジタル化。

持続可能な会務運営

支部運営において、人材面・費用面で課題があり、会務が過重な負担とならないような措置を講じ、多様な人材が会務に参加しやすい環境整備

順番として、まず第一に若年税理士の創出に関し、税理士試験の抜本的な改正が挙げられています。これは注目すべきところです。個人的にはイロイロと聞こえてきますが、思っていたよりもそう遠くない未来で税理士試験の改正がありそうです。遅くとも太田会長の任期中には着手するのでしょう。楽しみです。

税制建議は言わずもがなですが。はっきり言って税理士会の要望は通っていないでしょう。要望事項の上から3つくらいが税制改正に実現したら税理士会の成果といえると思いますが、現状、1㎜もそうではないですし、国民・納税者はそう思っていません。

新時代における税理士の業務ということで、相続税申告以外でライフイベントにおける支援を掲げていますが、成年後見等を通じて事前に対策しましょう、といった内容なのだと思います。まぁ、そうなんですが、不慣れな方も多いですからね。デジタル化に関しては民民の繋がりはともかく、官民での連携をもっと進めてくれないと根本的な解決にはなり得ませんので、KSK2の導入に合わせてデジタルインボイス等の推進と普及に努めてもらいたいところです。

持続可能な会務運営については、4月以降、支部長となる身としては我がこととして対応していきたいと思います。まず、何より、飲み会多すぎ問題がありますね。お前が一番飲んでるんじゃねーか、という声があるのはもちろん知っていますが、だからこそ言えるわけでもあります。個人的には10月11月は1か月のうち20日飲み会がありさすがに疲れました。このあたり、変えていく必要があるでしょう。当然に。

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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員

@smoritoshi

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