三菱電機が源泉徴収漏れ コロナ帰国者の給与 国税1.4億円追徴(朝日新聞)

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三菱電機(東京都千代田区)が、新型コロナの影響で一時帰国した海外赴任者に支払った給与をめぐり、東京国税局から所得税の源泉徴収漏れを指摘されていたことがわかった。所得税法は、国内で働いた分の給与は所得税の課税対象と定める。同社は、帰国した従業員が海外の業務を続けていたため、課税対象に当たらないと判断したとみられる。同局の税務調査で発覚し、約1億4千万円を追徴課税された。

ついに出ましたか。

これ、既報のとおり、税務通信で注意喚起されていたところです。

コロナの影響で海外がらみの源泉徴収漏れが多発
週刊税務通信 令和3年2月1日 №3640 より新型コロナとは無関係に、例年、海外取引等に係る源泉所得税にはミスが多い。海外支店に勤務する役員に対する役員報酬の源泉徴収漏れがそのひとつ。日本法人の海外支店に勤務する従業員(非居住者)に対する...

海外赴任者に対する源泉所得税は難しいですからね。税務通信で報道されたときでさえ、源泉徴収の失念が多数にのぼるってことでしたから。今回報道された大企業に限らず、相当数あるのでしょう。

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