納税通信 第3512号 2018年2月26日
もはや基礎控除ではなく複雑控除とは上手く言ったものです。
基礎控除と所得金額調整控除の申告書が新設 平成32年の年末調整から
週刊税務通信 平成30年2月26日 №3496 より年末調整業務が複雑になりますね。もうAIとマイナポータルを活用して0.1秒で完了するようにしてもらわないと勘定が合いませんよまったく。なぜシンプルな方向に持って行けないのか。こぼしていても...
で、合計所得金額2,400万円超で控除額が逓減し、2,500万円超で消失する仕組みということですが。
所得金額 | 所得税 | 住民税 | ||
---|---|---|---|---|
基礎控除額 | 基礎控除額 | |||
現行法 | 改正案 | 現行法 | 改正案 | |
2,400万円以下 | 38万円 | 48万円 | 33万円 | 43万円 |
2,400万円超2,450万円以下 | 32万円 | 29万円 | ||
2,450万円超2,500万円以下 | 16万円 | 15万円 | ||
2,500万円超 | 0円 | 0円 |
という詳細で。
合計所得2,500万円超の富裕層は基礎控除不要!という厳しいお達しです。
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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員
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