納税通信 第3491号 2017年9月25日
千葉県印西市が同市内の会社が所有する事務所の固定資産税について21年間で約2.3億円過徴収していたと。
過払分と利子相当額の合計3.1億円が還付されるのとのこと。
で、過徴収の原因はと言いますと、本来「鉄骨造」とすべき建物について、「鉄骨鉄筋コンクリート造」で計算していたと。
総務省から注意喚起として典型的なミスとして本件「鉄骨造」を「鉄筋コンクリート造」とする事例をあげているようですね。
まぁ、市区町村の税務課の担当官は2年ほどで担当課が変わってしまうので、鉄筋だか鉄筋コンクリートだかよくわかってないのでしょうね…
翻って、我々納税者としては、固定資産税の課税明細で本来「鉄筋造」なのに「鉄筋コンクリート造」になっている可能性を見逃してはいけないということですね。注意してみていきたいところです。
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