吉本創業一族が申告漏れ 国税指摘で遺産3億円超

Pocket

吉本創業一族が申告漏れ 国税指摘で遺産3億円超

吉本創業一族が申告漏れ 国税指摘で遺産3億円超

ちょっと杜撰すぎるといわざるを得ませんね。

税理士が関与していたのでしょうか。税理士が対策をしていてこれですと、税理士の責任問題にもなりかねない案件でしょう。

<林さんは故林裕章元会長の妻で、09年10月に死去。関係者によると、林さんは同年4月、外貨預金約6000万円分を同族会社に贈与し、直後に同額を借り入れ。6月には賃貸マンション1棟を約3億7000万円で購入した。>

相続税対策の失敗もさることながら、6,000万円を同族会社に贈与した場合、同族会社にも法人税約40%がかかってしまいますが。多額の繰越欠損金でもあったのでしたら別ですけれど。

結果、全く何もしなかった場合と同じ相続税を納めることになり、加算税と延滞税も追徴され、さらに、マンションを購入したことで登記費用や不動産取得税まで負担するハメになってしまった。

2009年の相続で、今頃着地点がここですと、2012年頃税務調査着手で2~3年当局とやりあっていたことになりますよね。その間の精神的ストレスも相当なものでしょう。

完全な失敗だと思います。

【関連記事】

相続・贈与・譲渡・遺言・事業承継・法人についてのご相談は
埼玉県東松山市の関根盛敏税理士事務所まで
関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員

@smoritoshi

Pocket

タイトルとURLをコピーしました