遺伝性乳がん等 発症前の切除手術も医療費控除対象

週刊税のしるべ 平成29年11月13日

遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)と診断された者が受けた乳房切除手術費用又は両側卵巣卵管切除手術費用に対する医療費控除の適用について

遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)はアンジェリーナ・ジョリーが手術したことで有名ですが。

HBOCについて、遺伝カウンセリングと遺伝子検査を行い、HBOCと確定診断された患者が乳房切除手術、両側卵巣卵管切除手術を行った場合の費用は医療費控除の対象となる旨、大阪国税局が文書回答。

ただし、遺伝カウンセリングと遺伝子検査はあくまで診断費用なので、これだけでは医療費控除の対象とはならない。

検査の結果、HBOCだと判明して手術が行われた場合には、カウンセリングと遺伝子検査の費用も医療費控除の対象となる。

人間ドッグと同じですね。

一般社団法人利用の節税スキームに日税連会長が警鐘

T&Amaster №715 2017.11.13

日税連神津会長が11月1日に開催された政府税制調査会において、巷間跋扈していると思われる一般社団法人と小規模宅地等を利用した節税スキームについて課税の公平上問題であると警鐘を鳴らしていらっしゃいます。

一昨年同会において上西左大信じ先生がタワマン節税について課税の公平の見地から見直しを提言したところ平成29年度税制改正でタワマン節税の見直しが実施されたことを考慮すると…ということですね。

具体的には一般社団法人と、小規模宅地等の特例のうち家なき子を組み合わせて実行するスキームのことを指しているのだと思いますが。

実家とは別に既に相続人が自宅を所有している場合、家なき子の要件からは外れてしまうわけですが。

一般社団法人を設立してその自宅建物を一般社団法人に譲渡、その後は社宅として居住することで家なき子の要件を満たす、と。

これに蓋をするような改正が入りそうな予感ということです。

すでにスキーム実行している方にとってはコスト負けしそうな勢いですが。

さてどうなりますか。