理由附記

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税のしるべ 令和4年6月27日

傍流の正論 税歴60年の教え 弁護士・税理士品川芳宣先生

傍流の正論 税歴60年の教え 弁護士・税理士品川芳宣先生
税のしるべ 令和4年5月16日 これはとても面白連載です。さすが品川先生であって、歴史を感じるし、語り口も軽妙である。 銚子税務署に着任して間もないころの話で、間税課酒税係が毎月特定の日に花束をもって近くのお寺にお参りに行くのを疑問に思い、...

既報のとおりずっと面白い連載が続いておりますが。今回は理由附記について。

修正申告の慫慂について書かれています。今や税務調査の終了時には修正申告で終わらせることが常識のようになっていますが、実はそうではなかったということで。

我々がやってきた更正処分主体の場合には、綿密な調査を行い、その調査所得等をていねいに説明し、実額で争われないよう十分注意してきた。しかし、修正申告となると、「バナナの叩き売り」の如く、最初に否認できそうな項目を多く並べ、少しその項目を減らして、修正申告に誘う(追い込む)という手法が多く見られる。時には、権力的な調査を行い、納税者に不安感を与えながら、修正申告に追い込むという手法も見られる。

例え修正申告に追い込むとしても、そこからが税理士の腕の見せどころだと思っているので私としては逆に今の調査体制の方がやりやすいですね。顧問先や納税者に対するアピールもできますので。

 

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関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員

@smoritoshi

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