なぜ700人は「かぼちゃの馬車」に惚れたのか 魔法が解けたシェアハウス【中編】 「社会貢献」という言葉の空虚さ

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なぜ700人は「かぼちゃの馬車」に惚れたのか|楽待不動産投資新聞

Bさんが共感した「社会貢献」につながるビジネスモデルとはどのようなものか。

スマートデイズは当初から、販売利益と賃料以外の収益源として「住まいだけでなく仕事も提供する」というコンセプトのプラットフォームビジネスを掲げてきた。地方から上京してきた若い女性入居者の就職を斡旋し、採用されればその企業から紹介手数料として年収の25%程度を受け取る仕組みだ。

オーナーに対してはこういった「家賃外収入」を強調し、入居が埋まらない部分の補填に充てることができると説明。空室が発生していても経営が成り立ち、30年間のサブリースでも問題ないという主旨のセールストークをしていたとみられる。

なぜそんな子供だましに飛びつくのか。一顧だに値しないでしょうに。

一部では、スマートデイズは就職斡旋の紹介手数料を効率的に稼ぐため、あえて物件に不満点を残すことで退去を誘発し、回転率を上げる狙いがあったのではと指摘する声もある。

原理原則から外れた商売は続きませんね。しょうもない。

込めた期待が完全に裏切られた彼らの多くは、スルガ銀行で融資を受けたとみられている。オーナーや関係者に話を聞いていくと、徐々にスマートデイズとスルガ銀行の歪んだ関係性が見えてきた。(後編へ続く)

後編待ち。

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関東信越税理士会東松山支部 経理部長
関東信越税理士会埼玉県支部連合会 会員相談室相談員
嵐山町固定資産評価審査委員会 委員

@smoritoshi

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