特に問題なのが現預金の減少だ。今年9月末時点の現預金は昨年末から約10億円減って21億9000万円になった。勝久氏が大塚家具から去って久美子氏が全権を掌握した15年には100億円以上あったことを考えると、現在の水準は危機的と言えるだろう。
いよいよダメかもしれませんね。
そのためにもっとも有効なのは、もちろん「親子の和解」だろう。それを意識してか、久美子社長は今春、新たに設立した業界団体「スローファニチャーの会」の名誉会長に就任するよう勝久氏に直接要請し、和解を試みている。2人の面会は4年ぶりで、注目が集まった。しかし、勝久氏はこの要請を断り、和解は幻に終わった。
何をしても裏目に出る状況に陥っているように見えます。
大なり小なり、事業承継においては、後継者が先代社長を冷遇するような会社は承継後に上手くいっていないように感じます。
やはり1代で築き上げた功労者というものはそれなりに一癖も二癖もあるのが当然で、後継者がそれを排除するのは得策ではないのでしょう。いくら時代が変わっている、やり方が変わっている、と言ってもです。
事業承継の難しいところです。
税務の問題なんてその一端でしかありません。極論、いくら高額な税額といえでも、納税できれば何の問題もないわけで。
毎月5億円が流出する大塚家具の超危機的状況 キャッシュは4年で5分の1に
大塚家具が極度の不振から抜け出せずにいる。11月14日に発表された決算では、売上高が前年同期比23.2%と大きく落ち込んだ。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司氏は「現預金の減少スピードが著しく、来年の春までに尽きる可能性がある。お家騒動から4...
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嵐山町固定資産評価審査委員会 委員
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